その件は、未だ迷宮入りです。

ぽくぽく走ったり、カレーを食べたりします。知らんがな、のことしか書いてないです。

【結果】第35回カーター記念黒部名水マラソン

考えもなしに、酔っ払って申し込んだフルマラソン(しかも初フル、しかも単独富山遠征)が終わりました。

そして、無事に完走!それも5時間切れました!!(ネットタイムだけでなく、グロスタイムでも)本当にむちゃくちゃ嬉しい。うんうん。よく頑張った。
エイド堪能のため、立ち止まりはしたものの、それ以外は歩かず走り続けました。これはもう私の根性と負けず嫌いの賜物です。わたしやれるこです。
自己肯定感の低い私が、自分のことを遠慮なく褒めてあげられるのはこういう機会しかありません。(まわりくどい肯定の仕方ですけどね。笑)


2018/5/27 runlog(第35回カーター記念黒部名水マラソン)
【時間】4:52'58
【距離】42.195km
【平均ペース】6'45分/km

街をあげてのイベントで、おもてなし精神が半端なく、ものすごく素晴らしい大会でした。本当に初フルにこれを選んで良かった。(酔っ払ってた私間違ってなかったよ)
約2kmごとに給水所が設置されて、黒部の冷たい名水&塩が振舞われるだけでも感動なのに、給食エイドにはバナナやプチトマトやオレンジのほか、押し寿司(梅)、とろろ昆布おにぎり、米粉ラーメン、手作り梅、塩ソフトまで充実の地元名産おもてなしグルメの数々。がんばってねー、と声をかけてもらいながらいただくそれらはどれもこれも美味しくて確実にエネルギーになりましたね。本当にありがたかったです。あれがなければ、たぶん心が折れていたと思います。全種類食べてやりましたよ。

あと、沿道で応援してくれる地元の人たちがとても素敵でした。マイチェアに座って手を振ってくれるおばあちゃんたちに手を振るというアトラクションを堪能しました。(おばあちゃんだけじゃないけど、おばあちゃんかわゆくて大好きなんです。なんか涙でました)

数キロ走ってみて、6分30秒/kmくらいで走るのが、今の自分のペースとしては無理せず良い感じだったのでそれくらいを維持することにしました。
10kmごとのジェルでのエネルギー補給のおかげか、エイドの飲食のおかげか、事前の30km走のおかげか、30kmを過ぎても足が動かなくなることはありませんでした。なーんや、よく言われている30kmの壁なんて準備さえしてればたいしたことないやん、あと10kmちょっとだし、と思っていました。
思っていましたが、35kmくらいで、なんのために私は走ってるんだろうか、なんでこんな長い距離を遠征までしてこんなにも暑い中走ってるんだろうか…との疑問が怒涛のように押し寄せました。これは足が動かないとかとは別問題で誰がか私の心を折ろうとしているようです。一度思ってしまうと、辛い、しんどいしか考えられなくなり、残り4kmは気力との戦いでした。
40kmなら想像もしやすくわかりやすいのに、あとの2.195kmってなんやねん!と端数にとんでもない憤りを感じながら走りを止めずひたすら足を前にだすこととだけに終始しました。ここで止まってしまっては、可能かもしれない5時間切りを達成できないかもしれないという気持ちも加勢しました。

この海沿いで、なにかわからないものに憤っていました。

ともあれ、無事に完走。
身体中のあちこちが痛すぎて、心地よい疲労感というええ感じのものではないけれどとりあえずは達成感は半端ないです。
ゴールしたときに、アナウンスで名前をよんでてくれたことで、かわゆい女の子にメダルとタオルをかけてもらったことで、全ての憤りがチャラになりました。
ありがとうございます。とてもとても楽しいイベントでした。

最後は、名水鍋(豚汁)とますのすしをいただきました。

またフルを走りたい?と聞かれると、即答はできません。だってむっちゃしんどいし。
・・・でもまた、走るんだろうと思います。