その件は、未だ迷宮入りです。

ただのひよっこのランログです。

篠山の振り返り。(ただ、私の食い意地が張っているという話)

篠山が終わり3日経過。
ずいぶんましになったけど前腿の筋肉痛が酷い。腿裏も痛いけど、前腿の痛みが全てを打ち消す。下り階段が地獄。あと、右足の中指の爪が死んでる疑惑。(2回目。そのうちポロっと取れてしまいそう)
ついでにいうと年度末の仕事も軽く許容量オーバー気味。完璧主義なので他の人の杜撰対応も見守り指導・フォローしてきたけど、この調子で行くと自分の仕事の質が落ちてしまいそう。嫌だ。それだけは絶対に嫌だ。不本意だ。

それはそうとあれからずっと、4時間半切りの結果を噛みしめている。
個人的にはむちゃくちゃ嬉しいんだけど、まだようやく初心者のスタートラインにたてたような記録であることは事実。「まずは初フルは4時間半切りを目指しましょう」…なんて記事をみると、普通の初心者はなんて潜在能力高いんだろうと絶望する。
ともあれ、とりあえずの目標が今シーズンで達成できるとは思わなかったので、他の人とは比べないで、素直に褒めてあげよう。
そうだ、充分すぎる伸びしろを存分に楽しもう。

さて、ふりかえり。
正直いうとあっという間だった気がする。あまり覚えてないというほうが正確かも。
なるべく6'10/kくらいのペース、給水所では軽くストレッチをする、エイドの食べ物は一通り頂く、最悪でも完走(収容はされない)という決意。でもあんまり走り込んでないので、ただただ不安だけが募る。

スタートから15km

最後のDブロックからの出発。スタート地点まで7分。5時間の制限時間は各関門の時間が早くてすごく焦る。スタートを超え、最初の1kは心臓が追いつかなかったけど、数キロ走ると6分/k前後で落ち着く。6分弱なんて早すぎじゃないのか、と思ったけど、全速力って感じでもないのでそのまま進むことにした。

給水所が5kくらいごと、というのもロスタイムが出なくて良かったのかもしれない。給水もあれば飲むけど、真夏でもないし、なければないでとくになんとも思わない。
半袖Tシャツに、手袋、ネックウォーマー、アームカバーで防寒していたけど、5k過ぎた時点で、すでに暑すぎて耐えられなくなる。アームカバーとネックウォーマーを外す。アームカバーはランパンに、ネックウォーマーはflip beltにくくりつけた。不恰好。

いつもこんな長い距離、長い時間、何を考えながら走っているんだろうと思ってたけど、あとでふりかえっても全然思い出せなかった。今回、途中で今何を考えているんだろうとふとよぎったけど、ただただ目に映ったものを認識しているのと、この速さで最後まで走れるだろうか、というくらいだった。びっくりするほどなにも考えていないことが判明。

いつの間にか小雨が降っていた。中盤にも差し掛からないころからだった気がする。結局最後まで止まなかったが、普段あまり傘をさしたくない私としては、とくに気にならないくらいの雨。しかし身体は冷えてくるので手袋を用意しておいて本当に良かったと噛みしめる。ごめんよ。いままで手袋、軽視してた。

10kごとにエナジージェルを補給、というのが、いつの間にか仕事に来なくなったランの先輩からの教え。今回初めてPowergelというやつを持っていったが、洗濯糊のような食感は苦手なやつだった。冒険せずにメダリストにしておけばよかった。

PowerGel レモンライムフレーバー 12本入り PG1P

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15kmから30km

15kmをすぎたところからゆるやかな登りになる。ゆるやかすぎて鈍感な私は言われなければ気がつかなかったかもしれない。お腹がすいてきた頃に地元の人たちが用意してくれていた黒豆おにぎりと温かいお茶はむちゃくちゃ美味しく、身体に染み込んだ。おにぎりをもう1つ頂けば良かったと、途中何度も思い出す。
そのゆるやかなアップダウンがとても快調で楽しかった。20kを過ぎてもがんがんと足が動く。そして、24k地点で待ちに待ったしし汁。温かさに救われる。しし感はあんまりわからんかったけど。
後半周りが疲れてきて、ペースを落としていたり歩いていたりする側をぐんぐん追い抜いていくのが面白かった。私の負けず嫌いな性格上、こういう走り方のほうがパワーを発揮するのかもしれない。

30kmからゴール

30km過ぎの折り返し地点をすぎると、足が筋肉痛で痛くなってくる。ここらへんは間違いない練習不足。心臓や上半身は全然いける感じなので、ストレッチをしながら足を止めないように無心になる。33k地点の2回目のしし汁も頂く。スルーはしない。義務のようなものだ。笑。
足は痛いけど、お腹の下あたりに力を入れると意外にペースを維持できる。これは自分の心が折れるか折れないかの戦いだなと、思いながら前進する。このままのペースなら4時間半以内でいける、ただただそれだけを考えて、気づけばゴール。残り数キロは本当にあっという間だった。

全体的にふわふわとしか覚えてなくて、せっかく篠山まで行ったのに、始終自分の内側で完結していた気がする。周りの景色の印象とか正直あまり残っていない。終盤で地元の人が、「景色も見て帰ってな」と声をかけているのを聞いて、初めて自分が周りを(食べ物以外)遮断していたことに気づいた。というお話。

ゴール後もせっかくなのでしし汁いただきました。
そこらへん、ブレませんので。