その件は、未だ迷宮入りです。

ぽくぽく走ったり、カレーを食べたりします。知らんがな、のことしか書いてないです。

半吉と、両膝から血が出た話。

また、ログをサボってしまった。すでに月の中旬。
といっても週末にしか走れてないんですが。寒いので着替えるのがとても億劫で、ぐうたらが圧勝する。

気がつくと、えべっさん。年の始めのえべっさん
基本初詣に行かない私は、ここが毎年初詣なので、人混みでぎゅうぎゅう押されながら詣でていた。えべっさんの顔がついた大きな熊手を買っているの人を見ると、景気が良くってこっちまでなんだか嬉しくなってくる。

お詣りをしておみくじをひく。
半吉。可もなく不可もなく普通ぽいけど、なんだかレアなやつらしい。感想も喜ぶでもなく悲しむでもなく。人の力には限界があるということを知ることが大事っぽいので、あまり自分の能力以上のことを無理してしようとすることはない、と思うことにする。

さて。ランの話。
土曜日は久々の二日酔いだったので、日曜日に15kmほどを目標に走ることにした。5kmを毎日走ればもっとトレーニング効果があるだろうに。(たぶん)

この日はキロ5分半強を順調に走れていて、うむうむなかなかいい調子ではないか、それほどしんどくもなく爽快に走れているではないかと悦に入っていた8km地点。
横断歩道を渡りきったところで、左足首が内側に入ってバランスを崩してしまい、両膝から崩れてしまった。じんわりと膝から血がにじみでる。にじむ血を見ながら、笑けてくる。恥ずかしさと情けなさでいっぱいになって、一旦、ここで終了。

【2019年1月13日(日) runlog】

一気にテンションが下がってしまい、とぼとぼと歩き始めたけれど、特に痛みもないし、血もいうほどでてないし、おうちまで走る。アドレナリンが落ち着いたのか、家に着いたら、両膝がじんじんしてきた。

腫れてはなかったけど、念のため内側にグネった足首を冷やす。そして足首固定のテーピング。故障の対処だけはどんどん上手くなってくるような気がする。

1日経ったが今のところは、左足首は歩くのに支障はない。若干の違和感はあるので数日は大人しくしてよう。
両膝に貼ったキズパワーパッドだけが、どんどん白いところが大きくなっている。膝に絆創膏を貼るのは、数年前に酔っ払ってコケて血だらけになった時以来だ。ようやくそのあとも消えてきたのに。残念なことである。

走りはじめは実家の山道走から。

年末年始の帰省は仕事よりも重労働でした。
もくもくと働きました。働くのは嫌いではないのですが、そこに感情を混ぜ込むと途端に嫌になるので、ただただ無感情に働きました。お金を貰える仕事は、これに比べればなんて楽ちんなんだと思うことができました。
弟くんは全てをプラスに考えなければやってられないと、こぼしました。私よりも大人対応です。しっかりしてます。ありがたいです。尊敬しかないです。

1日はとてもじゃないけど、家を出られる雰囲気ではなかったので、2日に買い物がてらに走りにでることにしました。田舎ではランの格好はこれでもかってほど浮きます。というか、車移動がデフォで歩いているひとがほぼいないので、歩いて買い物袋を提げているだけでも異様にみえます。そういう町です。

海沿いから山道に入る街道がどうやらこの町の名所になっていたようです。小さいころはこんな街道があったかどうかは覚えていませんが、山道沿いに自転車を走らせると、海水浴場があったような記憶があります。
その山道沿いの写真がこれ。

1週間ぶりのランは心臓が破裂しそうなしんどさでした。
おうちから山道までは1kmほど。そこから、山を1kmほど登って折り返し。(あとで地図をみると、本来の街道の入り口らへんまでだったよう)いきなり急な坂道。舗装はされているので走りやすくはあるのですが、走るモードになっていない心臓にはキツかった。
山を降りてからは、真反対の駅に向かって本来の目的の買い物のために走る。田舎のスーパーは2日は開いていないのが盲点。3軒をはしごする羽目に。学生時代の自転車通学を思い出すなどする。

【2019年1月2日(水) runlog】


案の定、山道は全然走れていない。田舎に帰ってきたらこの道で鍛えるのも良いかもしれない。1カ月に一度帰る宣言もしたことだし。
ペースに乗れれば5分台は出せるようになってきたけど、まだまだ心拍数が悲鳴をあげている。左股関節にも若干の違和感がでてくる。これは腰の痛みと連動してる気もするな。

2019年のはじめに言葉にしておきたいこと

今週のお題「2019年の抱負」

あけましておめでとうございます。
本当は1月1日に投稿しておきたかったやつです。

【ランのこと①】1km5分半を標準にする。

(直近の達成ではないけれど)最終的にサブ4を達成するという目標を掲げる…と先日友人に宣言してしまいました。それから自分の中でより強く意識するようになってきました。
それにはまず、キロ5分半を楽に走れるようになることが当面の目標。心肺機能を鍛えながら、体重を落とし筋肉をつける。ちゃんとメニューを自分で作って、面倒くさいに負けずにトレーニングしなければ!です。試行錯誤で色々やってみます。
私の一番の敵は「面倒くさい」なのです。


【ランのこと②】タスキをつなぎたい!

1回でよいので、いわゆるリレーマラソンにでて、タスキをつないでみたい。キラキラした「私の今やりたいこと」です。
団体行動は苦手なのに、仲間感が強いものへの憧れはある。「リレーで優勝を目指すぜ」なんてものでなくて(そうなるとたぶん楽しくなくなると思うので)、ただ単純に楽しいをやりたい。
いつも走っているメンバには声をかけているので、あとは私がみんなが楽しめるレースを吟味してお誘いをしたら実行できる…はずです。


【実家のこと】月イチ目処に実家に帰る。

なんやかんや色々大変なので(どこの家にも起こるようなことです)、弟くんの負担を減らすために、月に一回くらい実家に帰ります。これは宣言しておかないと、実現しないのでここで自分にプレッシャーをかけておきます。
知識不足で役に立たないことが多いので、勉強の必要性を感じています。
あと、原付くらいは乗れるようになっても良いかもと思っています。田舎は足がないと本当に不便。免許はあるのですが完全なペーパーなので、原付さえも乗るのが怖いのです。


【自分の日常のこと】生活を変える。

単に引っ越しをしたいのです。
そして、猫と暮らしたい。



やれるかやれないかは別にして、こういう目標でこの1年間はすごそうと思います。

2018年に買ってよかったもの

今年買ってよかったものメモ。
まずはラン関連から。

サロモン 20Lリュック

誘われた登山と帰宅ランのために購入。1年前に買った帰宅ラン用リュックは5Lだったのでほぼ何も入らず夏しか使えなかったけれど、これはたっぷりはいる。ベルトで固定すると身体にもフィットするので揺れずに帰宅ラン用に最適。快適すぎて今はもう普通の通勤リュックになってる。

フリップベルト

言い尽くされてるかもしれないけど、揺れるストレスゼロなウエストポーチ。丸洗いもできる。持ち運びも場所を取らない。凄く快適だ。もっと早く買えばよかった。ミニボトルと一緒に買ったけど、まだそれは使っていない。(あまりお腹に圧迫感を与えるとトイレに行きたくなりそうで怖いので)
ただ、汗がしみてくるので、長時間走ると中に入れている小銭入れやスマホが汗でびちゃびちゃになる。これだけが難点。回避策を検討中。

ネックウォーマー

大阪マラソン直前に寒さ対策で買ったもの。
正直ネックウォーマーとしてはあまり使えないんだけど(ちょうど良い首を保温する位置で固定できないので)、ヘッドバンド(ヘアバンド)として使えばとても優秀。手触りはサラッとしていて、薄手だけれど通気性や保温性は高いと思う。
縦に長いので半分に折って耳から頭をすっぽり覆ってヘアバンドとして使うと冬の夜ランでも寒さはあまり感じない。



その他。2018年の購入履歴みてもあまり大したものは買ってなかったです。

ルルド マッサージクッション

ルルドマッサージクッションブラウン AX-HL148br

ルルドマッサージクッションブラウン AX-HL148br

仙台で泊まったビジネスホテルの部屋に置かれていたのがこのマッサージクッション。むちゃくちゃよかったので帰ってきてから即買いしてしまった。
本当はホテルに置かれてたSSが欲しかったはずなんだけど、大は小を兼ねるだろうと大きいほうに(と言っても普通のクッションの大きさくらい)してしまった。

今はこれで肩甲骨と梨状筋を来る日も来る日もほぐしている。これを買って以来、マッサージにも整骨院行っていない気がする。そう思うとコスパは最高。


マキタの掃除機のアタッチメント

マキタの掃除機のサイクロン式のアタッチメント。マキタの掃除機だけでも充分満足なのに、その上ゴミ捨てが楽チンになるなんて。若干外れやすい気がしないでもないけれど。


【番外編】ホットサンドメーカー

ホットサンドメーカーが欲しい欲しいと言っていたら、友人がプレゼントしてくてました。2カ月くらいはほぼ毎日ホットサンドの日々でした。明日は何を挟もうか、と、ホットサンド中心に生活が回っていたと言っても過言ではないかもしれません。
むちゃくちゃ堪能し、満足しましたが、毎日ホットサンドな生活は、案の定がんがん体重が増えはじめたため今は出番を控えてもらっています。


もっと語れるものがあるかな、と思いましたが、なんもなかったですね。来年に期待です。

せっかくなので、クリスマスの夜に疾走する。

メリークリスマス。(ドヤ顔)
グッと気温が下がりましたね。寒いですね。
隣の部署の物知り男子が、朝から大声で誰でも知っていそうなクリスマスうんちくを得意げに語っていて、ああこういうクリスマスのアプローチをする人もいるんだなと、無表情で感心した私です。

唐突に、追い込みたい!負荷をかけたい!そうだインターバル走とやらをやってみよう、と意気揚々と夜の街に走りにでました…が、見事に失敗。

400m8本。200mでつなぐ、というとっかかりやすそうなメニューをSUUNTOにインターバルとして入力し、1kmジョグのあと実行しようとしたんだけど、どうやってもインターバル表示にならない。事前にちゃんと確かめておけばよかった。
(はい、基本説明書とか読まないほうです。だいたい雰囲気でやっちゃうので、あまり身になりません。これに限らず)

あと、こういう練習はいきあたりばったりじゃなくちゃんと距離を確保してやったほうがいいですね。反省。1回目の400mで心が折れました。400mなめてました。ダッシュすると想像よりもずっとずっと長かったです。ランを始めてから忘れてたけど、私、運動がひとつもできなかったことを思いだしました。

結果、なんとなくの強弱走の繰り返し。しんどかった割には運動強度も3.7とそれほど高くなく、完全な失敗。私はただ、心肺機能を鍛えたいのよ。

【2018年12月25日(火) runlog】

クリスマスマーケット的なやつとか、ゾンビのやつとか。

気がつけば年末。
お気に入りのビール屋でクリスマスマーケット的なやつを堪能。走り始めてからは、ビールよりハイボールを選択するようになったのですが、やはりこのお店はビール一択。白ビール(ヴァイスビア・ヘル)と、鴨ローストとブルーチーズムースと果物のヤツは最高でした。

ということで、今年の走り納めはどこにしようかと考えていましたが既に12月下旬。あのHAT神戸ラソンが2018年最後のレースでした。良い余韻で終われたので、私的にはとても満足しています。
来年まずは3月の篠山に焦点を絞り調整していこう思います。そう、しし汁です!楽しみです!しかし、気を引き締めていかないと、途中で脱落してしまいそうなのでかなり不安ではあります。(でもその追い込まないといけない感じは嫌いではないのです)


ログを残すことがまた疎かになってきたけど、前回むちゃくちゃに走った翌日も10km弱走りました。これは同僚たちと。
さすがに3日連続無計画に走ると足に疲労が残っているのを実感します。痛くはないけど、思うように足が運べない。ゆっくりだからそんなに支障はないのですが。
【2018年12月18日(火) runlog】

心拍数がずっと高いままなのがとても気になってる。この日はしゃべりながら軽いジョグのつもりだったのに最大心拍数が200越えって。そんなに息も切れてなのに。負担かけ過ぎていたら、いつかキャパオーバーでいきなり心臓が止まっちゃうんじゃないかという漠然とした不安。


なので、本日は心拍数で走るスピードを調整することにしました。目標は150弱。これでも高いのはわかってるんだけど、これより落としてしまったら8分/kmくらいになってしまってフォームが崩れて走り方がよくわかんなくなるし、楽しくないので今日は150目標で。(10km以降はめんどくさくなって、徐々にスピードアップしていまいました)
この練習は意味があるのかどうかわからないですが、身体はとても楽です。疲労も残りません。心臓への低負荷と高負荷のトレーニングを交互に続けていこうかと。
【2018年12月23日(日) runlog】


あと、話題のゾンビのやつに落ちました。既に3周してしまいました。楽しすぎます。たえちゃんがかわいすぎてどうしたらよいかわかりません。挿入歌を全部配信して欲しいです。残らず買いますので。

グッドモーニング SAGA

グッドモーニング SAGA

むしゃくしゃしていた。なんでもよかった。

「なんて日だ」
恥ずかしげもなく仕事中に(それも割と大きな声で)口に出してしまうくらい、散々な1日だった。
水筒のお白湯が鞄の中に全部こぼれてしまって、水を滴らせながら出勤していた時からすでにおうちに帰りたかったのだ。

夕方からはずっと怒っていた。ずっと小刻みに震え、最終的には脱力感だけが残った。自分が怒りを感じていることが、正常なのか異常なのかもよくわからなくなってしまった。私が狂っているのかもしれない、そう結論付けてしまいそうになるくらいに。

むしゃくしゃしていたので、家に帰って迷いなく着替えて、夜の街をむちゃくちゃに走ってきた。ランを始める前なら、確実に泣きながらワイン1本くらいは空けていただろう。そう考えるととても健全。

【2018年12月17日(月) runlog】


全く爽快ではなかった。
うまく呼吸が出来なくて、心臓がただただ苦しかった。
無駄な動きが多すぎて、走っても走ってもスピードに乗れない歯がゆさ。耐えきれなくて、信号で止まって肩で息をする。残る疲労。滲む涙。もつれる足。ぱんぱんに張る脛とふくらはぎ。
あんましこういう感情にまかせて走るのは良くないだろうな。
あと、5分半/km、全然余裕にならないわ。

そして、疲れているのに気が立ち過ぎて、眠れない。今。

寒さとの葛藤。ぐうたら気質の本領発揮。

アニメ「風が強く吹いている(10話)」でいよいよ王子が5k30分を切ってきて、なぜかものすごい焦りを感じている。フィクションなのに。(王子だけはこっち側の人間だって思っている)
この調子で進むと箱根まで1年くらいかかってしまうのではないかというどうでも良い心配をするなど。

すっかり冬。とにかく寒い。毎日小指も動かしたくないくらいのめんどくささと葛藤する。
しかし、いい加減身体の重みに罪悪感を感じてきたので、日曜ランを決意。いざ走り始めると、なんの苦痛もない。むしろ楽しい。この初期動作をもっとフットワーク軽くできれば、もっとトレーニングできるのに。

この日は15km弱ルートをとくにペースを決めずに走る。とりあえずは軽いジョグのつもりで。ジョグとはどれくらいのペースのことをいうのだろうか、とは思っているんだけど、まあ、私は1人で走っていてジョグですんだ試しがない。最後は息が切れるまで追い込んでしまう。出不精なので、着替えて外に出た限りは元を取りたいのだ。

途中、大阪城公園によるルートへ。
ランを始めて2年目の冬景色の大阪城公園

大阪城公園は良い。色んなランナーさんがいるので、勝手に一緒に走ってみたりする。もちろんぴったりと横について走るわけじゃなく。同じタイミングで歩調(?)をあわせて走っても、どんどん離されていくのはどういうわけかと考えてみたり。腕をだらんと走っている人を真似てみたり。練習会の集団とペースをあわせてみたり。色んなエンタメ要素がある。

【2018年12月16日(日) runlog】


この日は割と調子良く走れた。ほぼ信号で止まって息を整えることはしなかった。ゆっくりと始めて(それでも5分後半)、先週走ったHAT神戸の調子良さが戻ってきたように、同じペースで走ることができた。満足。

【結果】HAT神戸マラソン2018

気持ちの良い神戸の海沿いを走りました。(私の思う)これぞ神戸、という風景。
HAT神戸ってなんぞや、と調べてみたら、神戸市の東部新都心として開発された地区のことらしい。Happy Active Townだって。(Happyって…)

大阪マラソンから2週間、体調も気力も全然乗らなくて、もう私このまま走ることをやめちゃうのかな、とふっとよぎったりしました。なにより、仕事が忙しすぎて発狂しそうだった。笑。


一緒に参加した友人には、もうほんと笑っちゃうくらい全然追いつかなかったけれど、私的は良い記録がでました。あくまで私的にはです。
追い風も向かい風もあったけど、フラットで走りやすかった。スタート地点から、東に1kmで折り返し、そのままスタート地点を通過して西に1kmで折り返し、を3周…というのが、心理的にも凄く楽だったんだと思う。

【2018年12月8日(土) runlog(HAT神戸ラソン2018)】


後半バテるのが怖くて、友人を追うことは早々に諦めたんだけど、もう後のことは気にしないで良いんだ!と解放した最後の1kmが爽快で、それがたまらなく嬉しかった。
ふっと身体が軽くなって、前に倒れこむようにどんどんとスピードが上がっていく。呼吸は苦しいんだけど、嫌な苦しさではなかった。逆に、笑みが溢れているのを自覚する。前を走っている人がとんでもなくゆっくりにみえて、何かに捲し立てられるように人の合間を縫って前に進む。
この最後の1kmを走れて良かった。5分後半をずっと維持したあとに、この走りができた自分を褒めてあげたい。もっと1kmあたりを10秒づつくらい、縮める走り方をする方がよかったかも知れないけれど、それはこれから自分と相談しながらやっていくことにする。

【追記】
よく見たらこの完走証のフォーマット、翌日の?リレーマラソンのやつじゃね?日付も違うし。

2018大阪マラソンの振り返り。

風邪も筋肉痛も仕事の忙しさもひと段落ついた。若干、咳が残っているのみ。大阪マラソンの振り返りをずっと下書きであっためながら、もっとサクッと書いて、サクッと投稿しておけばよかったと後悔。特に個人的なメモなので、目新しいことはありません。

3回目のフルマラソンは、今までの中で一番辛かった。終わった後の筋肉痛を含めて。後半は思ったように足が動かなかった。同僚を怪我なく時間内にゴールまで届けなければいけない、と謎の使命感もたぶんプレッシャーになってたんだと思う。
でも、人と一緒に走るのは、一人で黙々と走っている時とは向いている方向が違うので、それはそれでとても楽しい。感情は共有すると倍以上に膨らむので、このお祭りはこれでもかってほどハイテンションになった。相手のペースを把握しながら、前に進んでいくのは嫌いではない。仕事みたいで。笑。

スタートまで

一番最後のPブロックから出発。スタート地点まで30分ほどかかる。号砲がなっても全然列が動かない。3万人ってすごいね。お祭り感が半端ない。ウェーブスタートにしたらよいのにね。
この日の目標はネットタイムの5時間半。同僚は6時間のつもりだったと思うけど。笑。いつもの練習ペースの7分半/kmで平均的に走ればいけるだろうと軽い想定。

10kmまで

走り始めたらやはり嬉しくてペースが上がってしまう。
序盤は6分後半〜7分/km。絶対あとでバテるな、と思いながらもこんなテンション高く楽しく走れている時に水を差すのもな、と思いそのままのペースで。
見知った大阪の道路を走るのってものすごく新鮮。沿道にはこれでもかってほど個性豊かな応援の人たちがいる。
前日まであんなに絶望感があったのに、体調を崩していたことなんてすっかり忘れてしまっていた。ただただ楽しい。
大阪城公園から南に下って、日本橋を経由して、御堂筋を北上していく。御堂筋を走れるのは大阪マラソンの醍醐味だと思う。

20kmまで

左足首に若干の違和感。あー、痛くなってきそうだなって感じ。
10kmを過ぎた片町の折り返し付近で、知った顔の応援が待ち受ける。恥ずかしいようなくすぐったさ。わざわざ来なくて良いよと言ってたのに、全力で応援してくれて、それが本当にありがたくて。確実に力になった。
ペースは7分/kmを維持。中之島を通り、御堂筋を南下。そして京セラドーム付近で折り返し。ミニオンの着ぐるみの人たちがサービス精神旺盛に沿道の声援に応えている。すごい体力だと感心する。

30kmまで

難波まで戻って南下。通天閣の近くで折り返し、大阪のディープゾーンへ突入。御堂筋沿いのカラフルな応援とは一変し、落ち着いた色合いの沿道に。笑。
10kmごとにメダリストを補給していたが、どんどんとお腹がすいてくる。そして同僚のペースがガクンと落ちる。7分半〜8分/km。私も25km過ぎから腰の痛みと筋肉痛が始まる。8分/kmはあまり走らないペースなので走り方がわからなくなっていた。
30km地点では、ラン仲間がエアサロとみかんをもって万全の応援体制。エアサロ、助かる。気分が全然違う。
左足首はだましだまし。激痛が走るわけではないが嫌な感じが続く。

40kmまで

これ以上ペースが落ちないように、心が折れないように同僚に声をかける。でも決して歩こうとはしない彼女に、私は絶対ネットタイムで5時間半は死守してやると心に決める。
大阪マラソン名物まいどエイドが33km地点であらわれる。ほぼ食べ物は残ってなかったけど、アイスパインとドライフルーツをもらう。エイドは固まってなくてばらけて欲しいな、というのが正直なところ。走る気力的に。
玉出北加賀屋住之江公園の前を通って、38kmくらいで魔の南港大橋へ(急な登り)。ここらへん、ほんまに辛かった。応援はド派手なカラフルな人たちが戻ってくるんだけれど、とにかく足が痛過ぎて。少しずつでも前に進むのが精一杯。

そして、ゴール

6時間のペースランナーの前後をうろうろする。スタートまで30分かかっているからちょうど5時間半くらいになるなと目安にする。ゴール前の熱気がすごい。すこし泣きそうだった。様々な声援に両手で答える。上半身の体力はまだまだ残っているのに足が思うようについてこない。
しかし、5時間26分30秒(ネット)で無事にゴール。前日の絶望感があるので喜びはひとしお。しなずにゴールできて良かった。同僚も無事で、一緒にゴールできて良かった。

その後、応援に来ていただいていた友人と合流し、ビール。
遠征の時は帰れなかったら困るので直後のビールは我慢していたので、直後のビールは初めて。大塚製薬ばりにしみたなー。

(余談)
応援に来てくれた方たちが、写真や動画を送ってくれるんだけど、どれもこれも自分の姿が不細工すぎて嫌になる。走っている姿も不細工。もっと色んな意味でスマートに振る舞いたい。笑顔がただ楽しそうなだけで、みてられない。嫌だ、本当に嫌だ。

長々とかいてしまいましたが、何が言いたいかっていうと、応援は本当に力になります。ありがとうございました!!ってことです。