その件は、未だ迷宮入りです。

ぽくぽく走ったり、カレーを食べたりします。知らんがな、のことしか書いてないです。

夜ランで絶望感を回避する。

仕事で他人の悪意と無神経と身勝手にそれぞれ触れ続けて、HPが底をついた。
いつもなら軽口をたたきながらもひょいとかわせるところなのに、レース前の足元の不安、体調の不安定さからか、自分の無能力と無神経と身勝手さとごちゃ混ぜになって、息をするのもしんどくなる。
とっておきのスパイスカレー(レトルト)を食べても回復しないので、故障の恐怖を無視して夜ランを決行。

5kmをゆるゆると足に疲れを残さない感じで…の予定だった。
6'30/kmで走り始めたけれど、呼吸が順応してくると、スイッチが入ってしまった。夢中になった。首を伸ばして、肩を落として、背中と胸の力を抜くとフッと楽になる。ガチガチにこわばって力が入っていた全身が軽くなる。あんなに息をするのもしんどかったのに、いつのまにか自然と呼吸ができていることに気づく。積極的に酸素を肺に取り込んでやろうとさえ思う。そんなことに想いを巡らせていたら、最後は5'15/kmの全速力で走っていた。(今の私はこれくらいの速度が限界)

下りの坂道なんて最高だった。歩いている人には迷惑だったと思うけど、今日のところは許していただきたい。脳を空っぽにして呼吸のことだけを考えると余計なものは流れ出て行くらしい。さっき食べたカレーが逆流してきそうな気配もしたが、正直そんなことはどうでもよかった。でるんだったら、でてこいやと悪態もついた。疲れを残さず走ろうなんてこともすっかり忘れてしまっていた。

2018/10/11 runlog
【時間】0:28'39
【距離】5.18km
【平均ペース】5'31/km

結果、あんなに疲弊して絶望感しかなかったのに、なんだか途端にやれるような気がしてきたってことです。このむちゃくちゃなのが、レース前の最終ランとなりましたが、いいイメージをもつことができました。メンタルの維持、大事。

あと、スパイスたっぷりのカレーを食べたあとのランは、汗がスパイスのニオイがしてるような気がします。